第58回有馬記念 見解
今年の有馬記念は、06番オルフェーブルの引退レース。
昨年の有馬記念をパスし、今年は2勝した後、凱旋門賞2着を経て、ここに参戦してくる。
同じくラストランを予定していたエイシンフラッシュが回避となり、オルフェーブル一色の有馬記念となっている。
過去2回の凱旋門賞の馬番06番のゼッケンを背負っているのに意図を感じるが、ここも2着という落ちなのかもしれない。
池江厩舎は異例の5頭出しで有馬記念に臨むが、鞍上は池添謙一に託した。
これが吉と出るか、凶と出るか、興味深いところである。
2012年の有馬記念は、1着オルフェーブルで3着にトゥザグローリー、オルフェの同枠にトーセンジョーダンが配置されていた。その時の2着はエイシンフラッシュでルメール騎乗。
今回は13番トゥザグローリーにルメールが騎乗し、こちらは昨年の有馬記念馬14番ゴールドシップと同枠に配置されている。
ルメール、トゥザグローリーがポイントだと考えると、この7枠も無視できない。
今年G1を勝ったのは14番ゴールドシップただ1頭だということも後押しとなる。
内田からムーアへの手替わりがプラスになることも考えられる。
いずれにせよ、2勝目の有馬記念を狙う父ステイゴールドと母父メジロマックイーンの2頭が中心となる有馬記念だが、86年以降有馬記念を2勝した馬はクラシックの勝利歴がない点から、この2頭を出し抜き、頭に踊りでる馬がいるのかどうか。
宝塚記念2着の01番ダノンバラード(川田は2週連続1番人気敗退の汚名を返上できるか?)
金鯱賞1着の03番カレンミロティック(昨年のオーシャンブルーと同じように)
外国人騎手の10番アドマイヤラクティ、13番トゥザグローリー(デムーロまではないと思うが・・・)
04番ウインバリシオン(オルフェーブルのパートナー馬として)
16番トーセンジョダン(昨年の1着騎手騎乗のG1馬として)
あとはゾロ目、裏表含みの馬券には注意を払いたい。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント